和風スパゲッティ専門店「洋麺屋五右衛門」の歴史や特徴、店名の由来、本店の情報についてまとめました。
「洋麺屋五右衛門」について

洋麺屋五右衛門(ようめんやごえもん)は、星乃珈琲などを手掛ける会社「日本レストランシステム(略して日レス)」が運営する、和風スパゲッティ専門店です。
1976年(昭和51年)、日本人の味覚にあった独自の創作パスタを生み出すお店として、渋谷に誕生しました。
現在では、北は北海道、南は鹿児島まで、全国に200店舗以上を構える人気チェーンとなっています。
お箸で食べるスパゲッティ

洋麺屋五右衛門は「お箸で食べるスパゲッティ」の草分け的存在。
創業当時、日本にまだあまりスパゲッティが普及していなかった頃、麺料理を日本人が美味しいと感じるために、フォークではなくあえて「お箸」で食べるスタイルにしたんだそう。
スパゲッティはゆであげのアルデンテを味わってもらうため、たっぷりのお湯で泳ぐように茹であげられる、大きな「五右衛門釜」を採用。
そしてスパゲッティーを盛り付けるお皿は、五右衛門オリジナルで作っている「有田焼」、提供はお盆で。
本場イタリアの食材を使っているが、イタリア料理ではない、日本生まれの日本のスパゲッティ、それが五右衛門です。
名前の由来は?

「洋麺屋五右衛門」の店名は、スパゲッティを茹でる大きな「五右衛門釜」に由来します。
その「五右衛門釜」は、安土桃山時代の盗賊、石川五右衛門が釜茹での刑に処されたことからきているんだとか。(五右衛門風呂などもそうですね)
お店のシンボルマークにも、石川五右衛門の肖像が使われています。
「釜茹での刑」に由来する店名とはちょっと驚きですが…
今ではすっかり「五右衛門=パスタ」と馴染んでしまっているのが、面白いなぁと思います。
「洋麺屋五右衛門」の本店は?

洋麺屋五右衛門の1号店は、1976年、東京都渋谷区公園通り沿いにオープンした「渋谷公園通り店」です。(2016年に閉店)
現在は渋谷区宇田川町にある「渋谷本店」が、旗艦店として営業しています。
▼洋麺屋五右衛門 渋谷本店の店舗情報はこちら
住所 | 東京都渋谷区宇田川町23-3 渋谷第一勧銀ビル 8F |
電話番号 | 03-3462-5959 |
営業時間 | 11:30~23:00(L.O.22:15) |
席数 | 82席 |
地図
渋谷本店にはなんと「サラダバー」があるんだそうです。
サラダバーがある五右衛門、見たことがないので気になりますね。
少し遠いですが、いつか行ってみたいです。
「洋麺屋五右衛門」のメニュー表
季節メニューも掲載、洋麺屋五右衛門のメニュー表はこちらをどうぞ。
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